HSPさんに必要な時間

HSP(生まれつき感受性が強く敏感な気質を持った方)は、人口の15〜20%を占めると言われており、その繊細な特徴故に生きづらさを感じることが多いのではないでしょうか。
そんなHSPさんは、自分にとって生きづらい環境を避けてより良い環境に身を置くことが大切であると思います。
この記事では、HSP当事者である私が生きやすくなるために大切にしている時間についてご紹介します。

1人の時間

私はHSS型 HSPという刺激が欲しいが繊細で傷つきやすいという特徴を持っています。
そのため新しい環境や新しい人に出会える場所などを求めることもあります。
しかしHSPの気質は過剰に刺激を受けやすく、人混みや物音、匂いなどにも必要以上に反応して疲れやすくなります。
そのため1人で刺激の少ない場所に身を置き、何も考えない時間が必要なのです。
この時間を疎かにしてしまうと、どんどん疲れが蓄積してしまい頑張るべきところで頑張れない、体調を崩してしまうなどの状態に繋がります。
定期的に誰からも刺激を受けない時間を取ることは大切なことです。
私は子育て中ですが、子供と常に一緒にいるとおもちゃの音や常に話しかけてくる子供の声さえも嫌になってくるので、子供が寝た後や起きる前の朝の時間だけでも1人時間を作っています。
この時間で好きな飲み物を飲んだり、ストレッチやマッサージをしたりして自分を労っています。

寝る時間

HSPさんは、刺激に敏感であるため無意識に刺激を受けていることも少なくありません。
また、友達などの親しい人と会って楽しい時間を過ごしたにも関わらず帰って来ると一気に疲れが出てきます。
起きているだけでかなりの刺激を受け疲れてしまうため、睡眠時間を確保することはとても大切です。
私自身もスーパーに少し買い物に行っただけでも疲れて寝てしまうことが多々あります。
昼間に寝てしまうと時間を無駄にしたような気持ちになりますが、最近は自分が生きやすくなるために必要な時間だと思うようになりました。

自然に触れる時間

住んでいる地域にもよりますが、現代の生活では車や機械、家電などが身近にある人が多いと思います。
車や機械などはHSPさんにとって常に刺激を受ける物です。
便利であり、切り離すことは難しいですがその刺激から離れる時間も必要であると考えます。
緑は神経系を休めるという効果があるそうで、川や波のせせらぎは「1/fゆらぎ」といって癒しを与える効果があるそうです。
実際に私はよく海や川などの水辺に行き、特に何もせずにぼーっと景色を眺めることが好きです。
頭を空っぽにして数分〜数十分水辺に座っているだけでもリフレッシュできますよ。
最近はなかなか海に行くことはできないので、家で水辺の音を聞いてみたりしています。
忙しい時も寝る前の時間に少し川のせせらぎの音を聞くことでリラックス効果があると感じています。

最後に

紹介したもので全てに共通することは「自分がリラックスできる時間を少しでも作る」ということです。
HSPさんは生活する中で無意識に刺激を受けています。
疲れてしまってからでは、かなりの疲労が蓄積していることも多いので、自分から定期的に休む時間を作りましょう。
自分を好きでいるために、自分を大切にしていきましょうね。

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